最近、北斗晶さんや小林麻央さんなど、芸能人で乳癌にかかる人が増えています。乳腺外科医として働く皆さんなら、乳がん検診を希望する方が増えていることなども肌で感じておられることでしょう。ここ1~2年、忙しさがひどくなっていて転職を考えたいという方もおられるのではないでしょうか。
さて、転職を考える際には、乳腺外科医の年収や忙しさについて、一般的なところを知っておく必要があります。総合病院などの乳腺外科医の年収は、求人情報を拾う限りでは、さほど高くありません。「600万円台~」「700万円台~」という条件も少なくありません。1500万円に届けば良い方です。
乳腺外科医が給与アップを目指すなら、クリニック勤務や開業も視野に入れることをおすすめします。といいますのも、昨今の乳がん検診への興味の高まりから、気軽に乳がん検診を受けられるクリニックや、女医さんのいるクリニックのニーズが高まっているからです。
胸にしこりを見つけたり痛みが感じられても、3か月先や半年先の予約しか取れない検診センターも多い中、並べば予約をしなくてもすぐ検査をしてもらえるような女医さんのいるクリニックというのは、人気が高いです。
もちろん、ゼロから開業するとなると初期費用は莫大ですし、軌道に乗るまでは大変ですが、既存のクリニックへの転職なら、希望の条件が見つかるかもしれません。